母は二次元に恋をする
様々な現実から目をそむける為の妄想ブログ
プロフィール

らいだったりみかだったり

Author:らいだったりみかだったり
ドクターストップかかって現在断酒中。
鎖骨がきれいな眼鏡男子が好き(二次元に限る)。
よく勘違いされるが腐ではない。

好きなゲームはFEシリーズ、英雄伝説シリーズとかなんか色々。
最近は主にコミPo!でマンガ作って遊んでます。



コミPo!



閃の軌跡



閃の軌跡Ⅱ



リンク

このブログをリンクに追加する



最新コメント



カテゴリ



メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:



スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

継続は力
昨日は姉が心配して電話をくれて(あの時本当にテンパっちゃってて日本語とかおかしかったしな)、その後、例によって子供の件をだらだら話していました。

忘れ物の件を話したら、「こっちもそんな長いことちゃんと確認してあげられないんだよね。1週間確認して、できるようになったと思って放置すると、1週間後にはまた戻ってるんだよ。」と言われたので、「なんか、ダイエットみたいだね」と言ったら「ああ、なんかそれだ。リバウンドっぽい。」と言われました。

子育てとダイエット。
どちらも一筋縄じゃいかないのと、根気が大事ってことか。


1個出来上がると、案外次がすぐ浮かぶ。
平行していろんなこと思い浮かばない。
BSBSSです。

今回は2年生の冬の話です。
友達増えたから思いついた話。

よければどうぞ。


高校に入って2回目の冬のある日の夜。
珍しい人からの着信に、俺、伊東義行は驚いた。

穐田翔くん。

幼馴染の士奈尚也の高校の友達だ。
穐田くんとナオは、入学する前から何かしらのイベントのたびに遭遇することが多かったらしく、女だったら運命を感じていたかもしれないと、ナオはこぼしていた。
そんな彼に会ったのは、入学してまだそんなに経ってないころ、まだ高校に馴染んでおらず、友達らしい友達もいなかった俺は、休日いつものようにナオの家に遊びに行くと、彼がいた。
最初のうちはお互い慣れていなかったのもあって、あまり会話らしい会話もしなかったが、彼が俺の作るお菓子やら料理やらを喜んで食べてくれるため、自分の本性を出せるくらいに仲良くなるのにそんなに時間はかからなかった。

だが、学校が違う彼との接点はあまりない。
会うのも、いつもナオの家だ。
携帯番号とメールアドレスを交換してはいても、連絡を取り合うほどの緊急事態などそうそうあるわけもない。

その日の着信は、本当に始めての穐田くんからの電話だった。

「もしもし?」
俺は通話ボタンを押した。
「あ、伊東ちゃん?ごめん。こんな時間に。」
「いや、全然平気だけど。どうしたの?」
俺が言うと、穐田くんは言いづらそうに口ごもった。
「いや、あの、実は、こんなこと伊東ちゃんに相談するのもおかしいかと思うんだけど・・・・他に相談できる人もいなくて・・・。」
切羽詰ったような声。
しかも、ナオではなく、俺を頼ってきた。
何かあったのだろうか?
胸がざわつく。
「俺なんかでよければ、話聞くよ?」
俺は、不安を気取られないよう、できる限り穏やかな口調で言った。
「ありがとう。実は、俺・・・・・、好きな子、できちゃったんだ・・・・。」
穐田くんは恥ずかしそうな声で言った。
「へ?」
思っていたよりもずっと明るい話題に、俺は声が裏返った。
「俺の友達で彼女がいたって人、伊東ちゃんしかいなくて・・・。変な相談でごめん。」
穐田くんは申し訳なさそうな声で言った。
「あ、いや、全然。それで、その子がどうしたの?」
俺の安堵とは逆に、穐田くんは重苦しい声で言った。
「実は、その子、バイトにヘルプで入ってる子なんだけど、明日で終わりなんだ・・・。でも、その子のこと好きなんだって気づいたの、本当にさっきで、もう明日で会えなくなるのに、どうしたらいいのか・・・。」
穐田くんはそのまま黙ってしまった。

俺は少し考えた。
明日で会えない相手なら、後悔がない方がいいだろう。
後悔しないためには、自分の気持ちを伝えるべきだ。
でも、これは所詮一般論であり、失恋を知らない俺だから言えることでもあると思う。
そんなことを安易に言ってもいいのだろうか。
でも、俺にはそれ以外言える言葉は見つからなかった。

「それは、言うしかないんじゃないの?」
「え?」
「もう会えないなら、たとえ振られても後に引きずることもないし、うまくいけばその後もずっと一緒にいられるわけだし。言わないままだったら後悔するって、穐田くんも思ってるんだろ?」
「・・・・うん。」
「だったら、告白しろよ。好きなんだろ?その子が。もう会えないなんて耐えられないんだろ?」
「うん。そうだよな。」
穐田くんは明るい声で言った。
「俺、彼女に告白するよ!なんかすっきりした!ありがとう!」
「うん。がんばれ!」
「うん。こんな時間にほんとごめん。ありがとう!おやすみ。」
「うん。おやすみ。」
そう言って俺は電源ボタンを押した。

俺はベッドに横になると、携帯を見つめ、苦笑した。

何をえらそうに。
彼女がいた、というだけで、恋愛なんてまともにしたことのない俺が、一丁前に人様の恋愛相談に乗るなんて・・・。



次の日は、俺の図書委員の当番の日だった。
放課後の図書室で、本の整理をする。
ふと、普段なら絶対読まない類の本を手に取った。
この恋愛小説は、女子から人気があるらしく、よく借りられている。
こういう本を読めば、女心とやらがわかるのだろうか。
こういう本を読んでいれば、穐田くんにももうちょっとましな助言ができたのだろうか。
俺は、なんとなく、ぱらぱらとその小説を開いてみた。

「なんだ?ずいぶん珍しい本読んでるな。その手の小説苦手なんじゃなかったのか?」
後ろから低い声がして振り返ると、同じ図書委員の藤咲隆が立っていた。
隆は、俺にとっては高校に入って初めての本性を見せることができる友達だ。
「ああ、まあ。」
俺は本を閉じ、隆の顔を見た。

切れ長の目に整った顔立ち、ミステリアスな雰囲気の隆は、女子に人気がある。
もちろん、しょっちゅう告白されている。
それなのに、彼女は作らない。
好きな女の子でもいるんだろうか。

「なあ、隆、お前、告白ってしたことあるか?」
俺の唐突な問いに、隆は目を丸くした。
「は?何だよ急に。」
「いや、別に。」
俺が目を伏せると、隆はニヤリと笑った。
「なんだよ。ヨシ。もしかして、好きな子できたとか?」
隆はいつになくうれしそうな顔をした。
「いや、友達に相談されただけ。」
俺がそういうと、隆は「なんだ」とがっかりした顔をした。
「ないけど。」
隆はつぶやくように言った。
「俺も。」
俺はため息をついた。

「どうかしたのか?」
隆は怪訝な顔をした。
「ああ、他校のヤツなんだけど、好きな子ができたって相談されてさ。でも、俺、そういう経験ないんだよね。それなのに、えらそうな口たたいてさ。安易に『告白しろ』とか言っちゃって、本当によかったのかなーって思って。」
隆は何も言わなかったが、興味がない風でもなく、俺の話を聞いてくれているようだった。
「女なんてさ、面倒くさいじゃん?うまくいったからって必ずしも、二人が幸せになれるとも限らないし。そういうことも踏まえて、俺は何かいい助言ができなかったのかなって、考えてたんだ。」
俺がそういうと、隆はニヤリと笑った。
「ふーん。ヨシは面倒くさい女と付き合ってうまくいかなかったわけだ。」
からかうような口調で隆が言う。
俺ははっとした。
その件はあまり突っ込まれたくはない。
俺は慌てて首を振った。
「いや、一般論だよ。一般論。そういうものだろ?」
「一般論・・・・ねえ・・・・・。」
俺が引きつり笑いでごまかすと、隆は勘繰るような目で俺を見たが、それ以上は何も言わなかった。
俺は少し安堵した。

「俺、その相手の女の子がどんな子なのかも知らないのに。ひょっとしたら彼氏がいるのかもしれないとか、そんなことも考えないで、安易にただ『今後悔しない選択』を薦めちゃったんだ。でも、本当にそれがよかったのかどうかわからないんだ。」
俺がうつむいてため息をつくと、隆はくくっと笑った。
「ソイツのことはしらねーけど、ソイツは単にヨシに背中押してもらいたかっただけなんじゃねーの?」
俺は顔を上げ、隆を見た。
「ソイツの中でも、本当は答えは出てたんだよ。ただ、誰かに背中を押してほしかっただけなんだよ。誰かに相談するときって、大体そんなもんじゃねーの?」
隆の言葉は不思議な安心感があった。
俺はふっと笑った。
「そう、かな。」
「そうだろ。」
「そうか。そうかもな。」
俺と隆は顔を見合わせ、笑った。

「そういえば、隆って、しょっちゅう告白されてるのに、誰とも付き合わないよな?なんで?」
俺が聞くと、隆は怪訝な顔をした。
「しょっちゅうって・・・別にそんなにされてないぞ。」
隆の言葉に俺はぽかんとした。

もしかして、あのかわすような断り方は、気づいていないふりではなく、本当に気づいていないのか?
天然のふりしてるんじゃなくて、本当に天然なのか?

俺が、呆然と隆の顔を見つめていると、隆は思い出したように言った。
「あ、でも、この間されたか。」
その言葉に、俺ははっとして、もう一度聞いた。
「でも断ったんだろ?なんで?」
「なんでって・・・、なんかよく知らない子だったし。よく知らない子が俺なんかのことを好きな理由が理解できないから。」
隆は当然だろと言わんばかりに言った。


耳が痛い。
こういう話を聞くと、俺と隆は正反対なんだなと思う。
俺に告白してくる子も軒並みよく知らない子だ。
まあ、それを言ったら、よく知っている女子などいないのだけど・・・。
でも、俺は隆とは逆で、俺なんかのことを好きになってくれる女の子を無下にできない。
そのくせ、その子のために自分を犠牲にしたくなくて、結局すぐに別れることになるのだ。

付き合う前と付き合った後で態度が変わらない。
セックスする前とした後で態度が変わらない。
それが女の子を泣かせてしまうほどにひどいことである理由が、今でも俺にはわからない。


「隆は、好きな女の子っていないの?」
「いないな。別に。」
俺が聞くと、隆は即答した。
「隆の場合はいても気づかないってこともありそうだな。」
俺は苦笑した。
「どういう意味だよ。それは。」
隆が俺を睨んだ。
「そのまんまの意味だよ。」
俺は笑った。
「ヨシこそ、好きな子いないのか?」
隆は、さっきのからかっているような顔ではなく、真面目な顔で言った。
「いないね。特にこれといって、仲いい女子もいないし。」
「足きれいな女の子が好きとか言ってなかったか?」
「足きれいな女の子は好きだけど、足しか見ないから、顔がわからない。」
俺がそういうと、隆は声を出して笑った。


結局、大して興味なんかないんだ。
彼女たちが俺から離れていったのも、本当は、俺が彼女たちをちゃんと愛せないことを知っていたからなんだ。

女の子なんて遠くから見ているくらいが一番いい。
無理をしてまで触れたいわけじゃない。
無理をしてまで抱きたいわけじゃない。

こんな風だから、俺には恋愛をする資格なんてないんだ。



その日の夜。
風呂から上がって部屋に戻ると、穐田くんからメールが届いていた。

『彼女と付き合うことになりました!伊東ちゃんのおかげです!本当にありがとう!』

俺のおかげ・・・・か。
俺は何もしていないのに。
穐田くんの人柄と勇気が彼女の心をつかんだだけの話なのに。

穐田くんのうれしそうな顔が浮かんだ。

笑顔の穐田くんに寄り添う、顔も知らない女の子を想像して、俺はほんの少しうらやましく思った。


-おわり-

駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。


義行は
1年で頻繁に女の子に告白され、一応付き合っては別れを繰り返し
2年でそれをやめて、恋愛に悲観的になって
3年でようやく好きな子とまともに付き合う
という感じです。

ちなみにこれは、私の19のときの1年間を3年に分けた感じです。
まあ、私を変えてくれたのは男ではなく仕事(激務)でしたけどね。
残業しているときに電話がかかってきたりして、もう男なんていらん!!と思ったのです。
で、その後、同じように忙しい人と付き合って、ようやくペースがつかめた感じでした。
なんていうか、「付き合っているからこうするもの」って、その人の生活ペースによると思うんですよね。

なので、義行は高校時代のというより、19のときのやさぐれた私です。


今度は織田くんが絡む話も書きたいなと思うんですが、織田くんって、本当に接点ない・・・。
クラス違うし、放課後はバイトで忙しいし、休み時間は保健室入り浸ってるし・・・。
スポンサーサイト

コメント
No title
その後、体調はいかがですか?
心のほうも落ち着きました?

子供の忘れ物・・・・「忘れてることに気がつかないから忘れるんだ!」って、言われたことありますよ^^;
高校生になった今でも、とんでもないものを忘れてくれますよ。
子育てとダイエット、似てるかもww
根気もいるけど、永遠に終わりません(苦笑)

SSの恋愛話、やっぱり、自分の経験がかなり影響するのですねー。
なんか、わかる。ヨシくんの葛藤!
人への助言って。
相談してくる方も、自分の中では結論をだしているはずだから、
一歩踏み出す勇気が欲しいだけなんだよね。
でも、なんか、こういうお話、好きです☆
[2009/10/28 12:53] URL | みぃ #- [ 編集 ]

No title
ありがとうございます。
だいぶ胸の張りや痛みもなくなって、頭痛も落ち着きました。
ご心配おかけしました。

忘れてないことに気づかない・・・。
本当にそうなんですよね。
でも、うちの娘の場合、なんか持っていくのが面倒くさい提出するのが面倒くさいって節が見えるんですorz
困った物です・・・。
根気もいるし、永遠に終わらない・・・・。
うわああああああ!!
そうなんですよねorz
いくつになっても子供のことで悩むんですよね・・・。

関係しますねー。
高校時代の私はもっと純粋に恋愛を楽しめたんですが、19のときの私は、そりゃもうすっかりすれてしまっていました・・・。
この相談を受けたときは、まだ高校生のときだったので、そんなに悩んだりはしなかったんですけどね。
ただ、19のときのその相談を受けていたら、きっと考えただろうなと思うのんです。

本当に悩んでいるときって、案外誰にも相談できなかったりしますよね。
人に話せるってことは、それだけ頭の中でまとまっているからで、あと一歩の何かが必要なときなんですよね。
[2009/10/28 13:27] URL | みか #- [ 編集 ]

No title
確かによく知らない人とは付き合えないです・・・隆
告白は、されても本当に気づかないし、誰かを好きになっても気づかない・・・・orzどんな恋愛?私・・・

19歳のときのみかさん・・・やさぐれていたんですか!?
でもでも、仕事が忙しいときに「なんで連絡くれないの?」とか言われると・・・・
「めんどくせー!」ってなりますよ!そうして別れたことが・・・
付き合ってるからしなきゃいけない!ってことなんかないですよね

体調のほうは落ち着きましたか?
心配してくれる人がいるって本当にありがたいですよね。
[2009/10/28 18:40] URL | サクラサル #- [ 編集 ]

>サクラサルさん
まあ、恋って言うのは思い込みだから、気づかないってことは恋までいってないのかもしれませんね。
私はむしろよく知らない人としか付き合ったことないかも。
夫だって、初めて話して付き合うのに1ヶ月かからなかったし。
そもそも今思い出すと、「一目ぼれなんです」って言われることのほうが多かったような気がします・・・。

やさぐれてました。
厄年だったんだなあと思います。
嫌なことが山盛りだったのは19のときでしたね。

そうそう、忙しいときに電話があって、「どうかしたんですか?」って聞いたら「用がないと電話しちゃいけない?」って聞かれて、「今仕事中なんですけど」とキレ気味に言ったことがありました。
もちろんすぐ別れました。
これだから大手の社内SEは(←妬み)

私は「おまえ」って呼ばれて別れたことがあります。
私は「お前」って呼ばれることと、命令されることがとにかく嫌いです。
私をお前と呼んでいいのは佐伯と志波とハリーだけだから。
だから、義行は弥生を「お前」とは言いません。
言うのは男友達だけです。

薬のおかげでもう胸の張りはなくなりました。
まあ、姉が心配していたのは、私の体より、精神面のようですけどね。
あまりにもテンパっていておかしかったらしいですから。
[2009/10/28 20:42] URL | みか #- [ 編集 ]


コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://mikarinof.blog37.fc2.com/tb.php/166-d3cd8aef
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。