母は二次元に恋をする
様々な現実から目をそむける為の妄想ブログ
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らいだったりみかだったり

Author:らいだったりみかだったり
ドクターストップかかって現在断酒中。
鎖骨がきれいな眼鏡男子が好き(二次元に限る)。
よく勘違いされるが腐ではない。

好きなゲームはFEシリーズ、英雄伝説シリーズとかなんか色々。
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しばたん
志波。
お誕生日おめでとう!!

と、言うわけで、こんなの作った。
091120_1145~01
しばべん


昨日はサクラサルさんのお誕生日でした。
おめでとうございます。
そして、うまれてきてくれてありがとう。

ゲリラのように志波SSをメールで送り付けさせていただきました。

つーわけで、昨日サクラサルさんに送りつけた志波SSです。
私は卒業前のちゅーは書かないようにしてるんですが、今回は入ってます。
大丈夫な方のみどうぞ。


夏休みに入り、俺、志波勝巳が所属する羽ヶ崎学園野球部は、活気に満ちていた。

それもそのはず。
今年は皆の努力が報われ、甲子園出場を果たしたからだ。
レギュラーも、補欠も関係なく、選手たちは期待に目を輝かせ、練習に打ち込んでいた。
そしてそれは、選手だけでなく、マネージャーを勤めるアイツも同じことだった。

アイツは俺が野球部に入る前からマネージャーを勤めていた。
アイツがいなければ、俺は甲子園どころか、この野球部に入ることさえできなかっただろう。
中学で起こした事件。
それから、俺は大好きな野球から距離をおき、自らの殻に篭っていた。
そんな俺に、歩き出すことを教えてくれたアイツ。
感謝してもし足りない。

アイツがいてくれるから。
アイツが見ていてくれるから。
アイツが笑ってくれるから。
俺はがんばることができた。


「おはよう。今日も暑くなりそうだね。」
グラウンドに出ると、アイツが笑顔で言った。
「ああ、そうだな。」
俺は強い日差しの下、いっそう気合を入れる。

練習の前にアイツの笑顔を見ると、俺はそれだけで気合が入る。
アイツの笑顔は俺に元気とやる気を与えてくれる。
だが、今日のアイツの笑顔は心なしか疲れているようだった。

「今日は水分を多めに用意しておいた方がよさそうだね。志波君も、熱射病や日射病にはくれぐれも気をつけてね。」
そう言うアイツの方がよっぽど青い顔をしている。
「お前、具合悪いんじゃないのか?少し休んだ方がいいんじゃないのか?」
俺はアイツの顔を覗き込んだ。
「大丈夫だよ!全然元気だよ!!大体、甲子園を目の前に選手たちがこんなにがんばっているのに、私が休んでるなんてとんでもないよ!!」
アイツはガッツポーズをとった。
だが、それさえも力なく、無理をしているように見えた。
「無理だけはするなよ。お前が倒れでもしたら、それこそみんなが困るんだからな。適当に休憩しろよ。」
俺はアイツに念を押した。
「わかってるよ。志波君も無理しないでね。」
アイツは俺に微笑んだ。


「よーし!!それじゃ15分休憩!!」
ノックをしていた部長がグラウンドに響く声で言った。
俺たちがわらわらとベンチに戻ると、マネージャーが選手にスポーツドリンクを配った。
「はい。志波君もどうぞ。」
アイツがベンチに座った俺に、スポーツドリンクの入ったコップを差し出した。
「ああ、サンキュ。」
俺はアイツからコップを受け取り、ゴクゴクと音を立ててそれを飲んだ。
冷えたスポーツドリンクが体に染みる。

スポーツドリンクとアイツの顔が、俺の疲れを吹き飛ばしてくれる。
俺は、素振りをするべく、立ち上がった。
「あ、志波君。もういいの?」
アイツが俺の顔を見上げた。
「ああ、ごちそうさん。おかげで疲れも飛んだ。」
俺はアイツに笑いかけ、バットを握り、グラウンドに戻った。

他の部員たちより、一足先に素振りをはじめる。
基礎ができていなければ本番で実力を出すことはできない。
俺はフォームを意識しながらバットを振った。


そのとき、ベンチから悲鳴が聞こえた。
「先輩!!大丈夫ですか?先輩!!」
後輩のマネージャーが叫んでいた。
ベンチの方に目を向けると、アイツがベンチの横で倒れていた。
俺は血の気が引き、慌ててベンチに戻った。

「どうしたんだ!?」
俺が駆け寄ると、アイツは上半身を持ち上げ、なんとか立とうとしていた。
「うん。なんでもない。ちょっと立ちくらみしただけ。大丈夫だよ。」
必死で笑おうとしているアイツの顔は見るからに青かった。
「何言ってんだよ!!大体お前、最近無理しすぎなんだよ!!いいから保健室行って休ませてもらって来いよ!!」
部長が心配そうに言った。
「そうですよ!!先輩!!今日は私たちだけでも大丈夫ですから!先輩はちゃんと休んでください!いざというときに先輩にいてもらわないと困るんですから!!」
後輩のマネージャーが説得するようにアイツに言った。
「でも・・・・。」
アイツは目を伏せた。
俺は、躊躇しているアイツに歩み寄り、抱き上げた。
部員たちは皆目を見張った。
「きゃあ!」
アイツは小さく悲鳴をあげた。
「ちょっと、コイツ保健室に連れて行くから。」
俺がそう言うと、アイツは動揺したように言った。
「だ、大丈夫だよ!!一人で歩けるから!!」
「ろくに立ち上がることもできないくせに何言ってるんだ。いいからじっとしてろ!」
俺がそう言うと、部長はにやりと笑った。
「ああ、そうだな。この頑固者を休ませてやるにはそれくらいしないとな。」
部長の言葉に、俺はくくっと笑った。

俺は、恥ずかしそうにうつむくアイツを抱きかかえ、保健室に向かった。
アイツは肩の力をいれて、固まっていた。
「もうちょっと力抜いて俺の胸に寄りかかれ。逆に重い。」
「え!?だって・・・・その・・・・。」
アイツは躊躇している。
俺はアイツの体をわざと傾け、胸にもたれさせた。
小さな体が俺の胸に密着する。
アイツが俺の胸に顔をうずめた。
アイツの髪の甘い香りが鼻をくすぐる。
俺の心臓が早鐘のように鼓動を打ちはじめた。


細い肩。
やわらかい感触。
暖かい体温
それらすべてが俺の体に記憶される。


「ごめんね・・・・。無理するなってあれほど言われたのに、結局みんなに迷惑かけちゃったね・・・。」
アイツは俺の胸に顔をうずめたまま、つぶやくように言った。
「そうだな。がんばりすぎるのはお前の悪いところだ。」
「・・・・・ごめんなさい。」
アイツは力なくつぶやいた。
どうやら落ち込んでいるようだ。
「でも、そのおかげでこうしてられるんだから、そう悪いことばかりじゃないけどな。」
俺はアイツに聞こえないように小さな声でつぶやいた。
「え?今なんて?」
アイツは顔を上げた。
「なんでもない。いいから寄りかかってろ。」
俺はアイツに笑いかけた。


保健室は鍵は開いていたが、夏休みということもあって、誰もいなかった。
俺は空いているベッドにアイツを寝かせた。
「まあ、ゆっくり休め。」
そう言って、頭をぽんぽんとなでた。
「うん。ありがとう・・・・・。」
アイツははにかんだ笑顔を見せた。
「じゃあ、俺は練習戻るから。」
俺がベッドを離れようとすると、アイツは俺のユニフォームのすそを握った。
振り返ると、アイツはひどく心細そうな顔をしていた。
「どうした?」
そう聞くと、アイツは慌てて手を離した。
「あ、ご、ごめん!なんでもないの!志波君練習忙しいのに本当にごめんね!ありがとう!」
アイツは慌てた顔で笑うと、目を伏せた。


ひょっとして寂しいのか?
俺にここにいてほしいのか?

俺はアイツに必要とされている事が素直にうれしくて、自然と笑みがこぼれた。


「もう少し、そばにいてもいいか?」
俺がそう言うと、アイツは俺を見上げた。
「え?」
「俺も、ちょっと疲れたんだ。ここでお前と一緒に休んでもいいか?」
アイツの顔がぱっと明るくなった。
「いいの?」
「俺が聞いてるんだ。」
俺が笑うと、アイツは恥ずかしそうに目を伏せた。
「ありがとう・・・・。」
アイツはそう言って微笑んだ。
「俺はここにいるから。お前は少し寝た方がいい。」
俺がそう言うと、アイツは頷いて、目を閉じた。
俺はアイツの手を握り、アイツの髪をなでた。

程なくして、アイツの小さな寝息が聞こえてきた。
相当疲れていたのだろう。
俺はそっと、アイツの頬に触れた。

白い肌。
長いまつげ。
やわらかい髪。
やわらかい頬。
アイツの寝顔は穏やかで、綺麗だった。

俺はアイツの唇を指でなぞった。


小さな、やわらかい唇。
ずっと触れたくて、でも触れることができなかった。
アイツの唇。

今、この瞬間だけは、俺だけのものになったように感じた。



「少しだけ、力を分けてくれ。」
俺は眠っているアイツに向かってそうつぶやくと、眠っているアイツの唇に、自分の唇を重ねた。

柔らかい唇。
暖かくて、幸せな気持ちを、俺に与えてくれる。
不思議なくらい力が湧いてくる。

今なら甲子園で優勝することも、夢じゃないと思えた。



唇を離し、俺はまた、アイツの髪をなでた。
すると、アイツが目を開けた。
「・・・・・志波君?」
「ん?なんだ?」
「あのさ・・・・。今・・・・・。何かした?」
アイツは言いにくそうに俺に聞いた。
「いや?」
俺は素知らぬ振りで答えた。
「そっか・・・・・。じゃあ、やっぱり夢だったんだ・・・・。」
アイツは少しがっかりしたようにつぶやいた。
「ん?夢?どんな夢だ?」
白々しく俺が言うと、アイツは顔を赤らめて首を振った。
「え!?ううん!なんでもないの!!」
「そうか。」
俺は笑いたい気持ちをぐっとこらえた。


「そろそろ戻る。練習終わるころに迎えに来るから、それまでゆっくり眠ってろ。」
俺は立ち上がり、もう一度、アイツの頭をぽんぽんとなでた。
「うん。ありがとう。本当にごめんね。マネージャーなのに、何もできなくて・・・。」
アイツは目を伏せて言った。
「いや、力、分けてもらったから。もう十分だ。」
俺がそういうと、アイツは首を傾げた。
俺はククッと笑って、保健室を出た。

唇には、まだ、アイツの感触が残っていた。

-おわり-


駄文にお付き合いくださり、ありがとうございました。

そして、誕生日にこんなの贈りつけてすいませんでした。
サクラサルさん。


昨日、初めて志波描いてみた。
ら、色を塗ったら後悔した。
色塗りはやっぱり難しいですorz
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コメント
おめでとうございます(o´ω`o)
サクラサルさん、志波くん、お誕生日、おめでとうございます!!

めっちゃ、可愛いお弁当に、素敵なSSをありがとう!
爽やかさに、ほんのり甘い香りがする素敵なSSですね!
[2009/11/21 12:41] URL | みぃ #- [ 編集 ]

>みぃさん
お読みいただきありがとうございます。

みんなエロいの書くって言ってたので、私はソフトな路線でと思ってこんな話にしてみました。
[2009/11/21 13:23] URL | みか #- [ 編集 ]

No title
駄文だなんてとんでもない!!何度も見て萌え転がっております。志波くんのお姫様抱っこにどうしても食いついちゃいます!!
そして素敵画像もありがとうございました!!
器用な人ってやっぱりいいなぁ・・・と感心しました!

あ、この小説私のサイトに飾ってもよいでしょうか・・・・
[2009/11/23 10:01] URL | サクラサル #- [ 編集 ]

>サクラサルさん
受け取ってくださりありがとうございます。
あんな駄文で恐縮ですが、好きなように使ってやってください。

器用というか、慣れですね。
最初のうちは、目を同じ形に切れなかったり色々大変だったので・・・・。
最近では私は絵で書くより、形で作る方が簡単なのでは?と思い始めました・・・・。
でも、がんばって絵も練習しますよー!!
[2009/11/23 10:05] URL | みか #- [ 編集 ]

ホエギャ~~!
今更だけど叫ばせて。

志波の抱っこ!!!
チクショ~、惚れてまうやろぉぉぉぉぉ!
バカヤロ~~~~~~!(意味不明)

なんで志波は実在しないんですか?
なんでウチの旦那は志波じゃないんですか?
志波に抱っこしてもらうにはどうすればいいんですか?

あぁぁぁ、もうこの情熱を発散させるには床磨きしかないよ!
キミのSSのおかげで、ウチの台所がピカピカになりそうです(笑)
[2009/11/29 08:29] URL | オタママ #WCSj23LI [ 編集 ]

>オタママちゃん
読んでくれてありがとう。
これで台所がピカピカになってくれるならうれしいです。

それを言ったら、なんで私の夫が佐伯じゃないんだって話になる。
いや、でも佐伯が夫だと絶対うまくいかないorz
でも、志波が夫だったら幸せにしてくれそうだよね・・・・。
志波みたいな人に優しくされたら惚れるよねー。
[2009/11/29 09:51] URL | みか #- [ 編集 ]


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