母は二次元に恋をする
様々な現実から目をそむける為の妄想ブログ
プロフィール

らいだったりみかだったり

Author:らいだったりみかだったり
ドクターストップかかって現在断酒中。
鎖骨がきれいな眼鏡男子が好き(二次元に限る)。
よく勘違いされるが腐ではない。

好きなゲームはFEシリーズ、英雄伝説シリーズとかなんか色々。
最近は主にコミPo!でマンガ作って遊んでます。



コミPo!



閃の軌跡



閃の軌跡Ⅱ



リンク

このブログをリンクに追加する



最新コメント



カテゴリ



メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:



菊花の約
あったかくなるとビールが飲みたくなりますね。
500ml2本って言うと、たいしたことないのに、1Lっていうとずいぶん飲んだように聞こえますよね。
不思議です。

先日、飲み会に行ったら、「女子会」とかいうコースで、甘い酒しかなくってびっくりしました。
女って甘い酒好きなの?
そんなことないよね?
日本酒とか、焼酎とか、泡盛とか好きな人の方が私の周りは多いような気がするんだけど。




雨月物語を読んでいて、「菊花の約」という話があったんですよ。
それ読んでいたら、こんな話が浮かびました。
こいつらの話考えてると脳が腐食していくような気がするよ。


なんだかんだで兄弟になることがうれしかったりする二人の話です。
よければどうぞ。

「そういえば、尚也くんと笑ちゃんが結婚したら、義行と尚也くんって兄弟になるんだよね。」
皆川弥生がにっこり笑って言った。
「弥生は相変わらず人の突かれたくないところをうまいこと突いてくるよな。」
士奈尚也はため息混じりに苦笑した。
「『弥生』って呼ぶな。」
伊東義行が不機嫌そうに尚也を睨んだ。
「男の嫉妬はみっともないねー。弥生。こんなヤツよりもっといい男いるんじゃねーの?」
尚也は含み笑いを見せて言った。
「んだと!?だから『弥生』って呼ぶなっつってんだろ!!」
義行は身を乗り出した。
「ぁあ?弥生がそう呼んでいいっつったんだぜ?なんでお前の許可がいんだよ。」
「うっせえ!!おめーにそう呼ばれっと腹立つんだよ!!」
二人のやり取りを見て、伊東笑は呆れた顔でため息をついた。
「まーた始まった。素直じゃないよね。ホントは大好きなくせに。」
「「っざけんな!!好きなわけねぇだろ!!こんなヤツ!!」」
義行と尚也は笑の方を向くと、揃って声を荒げた。 
その様子を見て、弥生はクスクス笑っていた。


義行と妹の笑、二人の幼馴染で笑の彼氏の尚也、義行の彼女の弥生。
4人は、弥生が笑に料理を教えるようになってから集まることが多くなった。
弥生はもともと男性に対し過剰に恐怖心を抱くタイプで、最初は尚也を警戒していた。
だが、頻繁に4人で集まることで、徐々に尚也とも普通に接することができるようになっていた。


「こんなヤツが小舅になるなんて考えたくもねーよ。」
ひとしきり言い合った後、尚也はふんと鼻を鳴らして吐き捨てるように言った。
「俺だってお前が弟なんて絶対認めねーかんな!!」
義行が声を荒げた。
すると、笑がクスクス笑った。
「あれ?忘れたの?」
「「え?」」
義行と尚也は揃って笑を見た。
「二人とも、兄弟になりたくて私となおにいを結婚させようとしたくせに。」
「そうなの?」
弥生は目を見張った。
「そんなことあったけか?」
尚也は眉をひそめた。
「あったよ。覚えてないの?」
笑はクスクス笑いながら言った。




「ヨシ。お母さん迎えに来たよ。」
尚也の母が尚也の家の屋根裏部屋で遊ぶ義行に声を掛けた。
「えー。もうそんな時間?」
義行はふてくされた顔をした。
「もう笑は下に行ってるよ。早くしなさい。どうせまた明日も遊べるでしょ。」
「はーい。」
義行がしぶしぶ立ち上がると、尚也の母は出て行った。

「いいよな。ナオは。雅兄とずっと一緒に遊べて。俺なんて帰ったら笑と二人だぜ?つまんねーよ。」
「そうだよな。どうせ毎日来るならここに住んじゃえばいいのに。」
尚也も遊びを中断させられ、不服そうな顔をした。
「俺もナオんちの子だったらよかった。笑と遊んだって全然面白くないし、すぐ泣くし。泣くと俺がとーさんに殴られるし。」
「俺も雅兄に殴られてるぞ?」
尚也は眉間にしわを寄せた。
「プロレス技がよければそれでもいいぞ?」
尚也の兄、雅也はにやりと笑った。
「い、いらねーよ!!」
尚也はあとずさった。
「俺もナオたちと兄弟になれればいいのに。」
義行はため息をついた。
「なんだ?ヨシも俺のプロレス技を食らいたいのか?」
雅也が笑った。
「そ、それは・・・・。やだけど・・・・。」
慌てる義行の顔を見て、雅也は笑って言った。
「方法はあるぞ?」
「え?マジで!?」
義行は目を見張った。
「ナオが笑と結婚すればいいんだ。」
「そうなの!?」
「ああ、結婚すれば、相手の兄弟と兄弟になれるから、ヨシもナオと兄弟になれる。」
「マジで!?俺、帰ったら笑に話してみる!!」
義行はうれしそうに言ったが、尚也は不満そうな顔をした。
「えー。俺、笑と結婚しなきゃいけねーの?」
「いいだろ!そうすれば兄弟になれるんだぞ!そうすればみんなで住めるじゃん!!」
義行の目はきらきらと輝いていた。
「そうだな。みんな家族になれたら楽しいもんな。」
尚也もにっこり笑った。


「なあ、笑。笑はナオのこと、好きか?」
夜、布団に入る前に、義行は妹の笑に聞いた。
「うん。好き。」
笑はにっこり笑った。
その言葉に義行はほっとした。
「じゃあさ、笑はナオと結婚しろよ!」
「だめ。」
「なんで?」
「だって、笑、お兄ちゃんと結婚するもん。」
義行は眉間にしわを寄せた。
「それじゃダメだよ。ナオと兄弟になれないじゃん。ナオと兄弟になるためには笑がナオと結婚しなきゃいけないんだぞ?笑だって、ナオと家族になれたらうれしいだろ?」
「でも、笑はお兄ちゃんと結婚する。」
「だめだ!笑はナオと結婚しろ!!」
義行が声を荒げると、笑もムキになって答えた。
「やだ!!お兄ちゃんと結婚する!!」
「だめ!!そんなこと言うと、にーちゃん笑のこと嫌いになるぞ!!」
義行がそう言うと、笑は目に涙をため、顔を歪めた。
「うわああああああん!!お兄ちゃんが笑のこと嫌いって言ったあああああ!!」
ぼろぼろと涙を流しながら笑は号泣した。
義行は慌てた。
「ばかっ!!笑!!泣くなよ!!にーちゃんが悪かったから!!な?泣くなって!!」
義行は必死で笑をなだめたが、笑は泣きつづけた。
「義行!!アンタはまた笑を泣かして!!」
階下から上がってくる母の怒号が聞こえた。
また父に殴られるのかと思い、義行はため息をついた。


「そんなんじゃだめだろ。」
次の日、うなだれる義行に雅也が言った。
「他に方法あるの?」
「笑とナオが結婚するなら、ちゃんとナオが笑に結婚してくださいってプロポーズしなきゃいけないんだ。」
「プロポーズ?」
二人は首をかしげた。
「そんで、指輪を渡すんだ。」
「指輪?」
「プロポーズするときは絶対必要なんだ。」
「そうなの?」
「だから、ナオが指輪買って、笑にあげればいいんだ。」
「そっか!!」
二人はうれしそうに顔を上げた。
が、またすぐに俯いた。
「でも、指輪なんて、俺らの小遣いで買えるか?」
「そもそもどこで売ってるんだろう。」
二人は考え込んだ。
「あ。」
尚也が顔を上げた。
「どうした?」
「売ってるとこ思い出した!!」
「マジ!?」
義行は目を輝かせた。


二人は駄菓子屋に入った。
「ほら!これ!!」
尚也が指差したのは指輪の形の飴だった。
「あ!本当だ!!」
「これを笑に俺が買えばいいんだろ?」
「うん。でも、俺とナオが兄弟になるためなんだから、俺も半分出すよ。」
「そうだな。俺たちが兄弟になるためだもんな。」
二人は顔を見合わせ笑い合い、小遣いを出し合ってその飴を買った。






「そんなことも・・・・・、あったような・・・・・・。」
「そういやあったな。そんなこと。」
「確か、その後、雅兄に笑が16、俺が18になるまで結婚できないって聞いてだまされたって思ったな。」
「そうそう。なけなしの小遣いはたいたのにな。」
義行と尚也は懐かしむように顔を見合わせ笑った。
「指輪、あの時食べちゃったけど、とっとけばよかった。」
笑がそう言うと、尚也は恥ずかしそうに目をそらした。
「アレは忘れろよ!!」
「やだ。一生忘れないもんね。」
笑は笑った。
「まあ、収まるところに収まったってこと?」
弥生はクスクス笑った。
「なんだかんだ喧嘩ばっかりしてるけど、お兄ちゃんとなおにい、ほんとはお互いのこと大好きだもんね。」
笑は意地悪く笑った。
それを聞いた、義行と尚也は声をそろえて怒鳴った。
「「その言い方やめろ!!」」

-おわり-

駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

イメージは、義行と尚也が小学校低学年で、笑が幼稚園かな。
それより上になっちゃうと、結婚とか恥ずかしくてばっかじゃねえのになると思うし、それより下だと笑が覚えているはずがない。


尚也は義行の前ではわざと「弥生」と呼びますが、義行がいないところでは「やよいっち」とか「弥生ちゃん」とか呼んでいます。


義行も尚也も、他人には「親友」とか「半身みたいなもの」とかいってるくせに、本人目の前にすると絶対言わない。
っつーか今更言えない。
だから、なんだかんだ言ってても兄弟になれることはお互いうれしかったりする。


雅兄は、尚也と義行の師匠みたいな人。
喧嘩のノウハウから女のこまし方までろくでもないことは全部この人から教わっている。
おかげで、中学上がるころには立派なかわいげのない中二病患者二名が出来上がってしまった。
反動で高校入っておとなしくなった。

尚也と義行の耳に穴あけたのもこの人。
ちなみに、笑のピアスは尚也があけた。
義行に頼んだら全力で断られた為(ヘタレ)

笑がピアスあけたとき、義行は持ってたピアスはほとんど笑にあげちゃったけど、一番最初に買った尚也とおそろいのピアスだけはお守り代わりに常に持ち歩いてる。
これだけはどんなに笑に言われてもあげない。


特に意味はないんですが、なんとなく描いてみたかった怒っている義行。
bsb51.jpg
でもコイツ、学校では猫かぶってるから、こんなキレる寸前まで怒るのってどんなときか想像つかない。
友達とか彼女の悪口言われたとかかな。


ちなみに、本気でキレた義行を知っているのは尚也だけ。
笑も知らない。
義行自身も自分がキレるとどうなるか知らない(覚えてない)
弥生は尚也に「アイツが敬語になったら気をつけろ」と忠告されているが、どうなるかまでは教えてもらえない。
スポンサーサイト

コメント
は、恥ずかしいヤツ!
ジュエルリング懐かしいなぁ。
宝石の部分は食べちゃったけど、指を通すプラスチックの部分は大事なもの入れにとってて残してそう。

>一番最初に買った尚也とおそろいのピアスだけはお守り代わりに常に持ち歩いてる。
常に持ち歩いてるってところが、テストに出るね。

尚也はピアスをよくなくすので(バイク乗ってるとメットの着脱で落とす)本当に大切なものは、宝箱に入れて滅多に出さない。
でも、絶対に外せない勝負の時とかは、つけたりする。
[2010/03/06 03:25] URL | ショウ #CGSys/Bo [ 編集 ]

No title
一緒に住みたいくらい仲のいい友達っていいですね!
まあ、「大好きだもんね」と言われたら恥ずかしいですけどね
女の子同士だったらそのセリフもサラッといえるんですけど
男の子同士が大好きとか言ってたらちょっと怖いかも

甘いお酒・・・・
大好きって訳じゃないけど
私もどっちかというと、焼酎や、ウイスキーやビールのほうが好きですね
甘いお酒は胸焼けがしちゃいます
あ、日本酒も結構好きですよ^^
[2010/03/06 09:08] URL | サクラサル #- [ 編集 ]

意外だったかも!
尚也くんには、お兄様がいらしたのですかー。
お兄様と笑ちゃんが結婚しても兄弟になれるということに気がつかないあたりが、
まだまだお子様時代の二人だったわけですねw
ホント、仲の良い二人!
弥生ちゃんじゃなくても、嫉妬してしまいそうだよね^^;
でも、そんな二人の関係に弥生ちゃんも慣れてきてる感がいいですね!
[2010/03/06 09:11] URL | みぃ #- [ 編集 ]

>ショウちゃん
おもちゃの指輪よりジュエルリングだよね?jk
プロポーズの内容は尚也と笑しか知らないけど、当時の笑はプロポーズの内容より、飴がうれしかった。
今思えばなんてもったいないことを、とか思ってる。

テストに出るってなんだ。
でも、義行はそのピアス持ってると気合入る。
いざというときでもそれがあればなんでもできる気がする。
だから手放せない。
[2010/03/06 09:56] URL | みか #- [ 編集 ]

>サクラサルさん
お読みいただきありがとうございます。

一緒に住んだら嫁が嫉妬するかもしれませんwww
そうそう。女同士だと平気なんですよね。
だから、笑と弥生は平気で言うけど、義行と尚也は二人にそういわれれば言われるほど突っぱねてしまうのです。

私も甘い酒って悪酔いするし、胸焼けするし、口の中がなんか残ってる感じがして気持ち悪いしダメなんですよね。
私は焼酎は飲めませんが、ビール、日本酒、ウィスキーが好きです。
[2010/03/06 10:01] URL | みか #- [ 編集 ]

>みぃさん
お読みいただきありがとうございます。

尚也兄は意外でしたか?
尚也は次男だから長男の義行より要領もよく、頭の回転も速い。
そのためどうしても精神攻撃や口喧嘩は尚也の方が強くなるんです。

さすがに、小学校高学年と幼稚園児で結婚は誰も想像できなかったのかと思います。
もちろん、尚也兄は二人をからかってこういう発言をしています。

弥生はやっぱりたまに嫉妬しますが、笑が受け入れているので、なんとなく流されて受け入れ態勢になるんじゃないかなーと思います。

みぃさんのSSも楽しみにしてますね!!
設定決まったらぜひ絡ませてください!!
[2010/03/06 10:21] URL | みか #- [ 編集 ]


コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する