母は二次元に恋をする
様々な現実から目をそむける為の妄想ブログ
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らいだったりみかだったり

Author:らいだったりみかだったり
ドクターストップかかって現在断酒中。
鎖骨がきれいな眼鏡男子が好き(二次元に限る)。
よく勘違いされるが腐ではない。

好きなゲームはFEシリーズ、英雄伝説シリーズとかなんか色々。
最近は主にコミPo!でマンガ作って遊んでます。



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虹といえば
なんだか知らんが、今年は娘たちがトカゲをもらってきた。
カナヘビじゃなくてトカゲ。
ニホントカゲ。
テカテカしてるやつ。

娘たちは「虹色だからレインボーちゃん」と名づけたらしい。


と、いうわけで。
夫は「ロニー」と呼ぶことにした。
私は「ラルク」と呼ぶことにした。


どこまでもひねくれた親。



浴衣製作が一向に進まない。
テンションが上がらない。

そもそも、作っても帯どうしようとか考え始めてる。
帯はさすがに作れない・・・・・。
まあ、なんとかなるよね。


テンション上げる為に、浴衣の話(?)書いてみた。
と、言っても、尚也と弥生の話なので、あんま色っぽい話じゃない。

よければどうぞ。


「義行と尚也くんって、毎日毎日よく飽きずに喧嘩するよね。」
皆川弥生は、家に遊びに来ていた伊東義行に言った。

義行と幼馴染の士奈尚也はいつも一緒にいるくせに、顔を合わせれば喧嘩ばかりしている。
弥生にも同じように小学校のときから常に一緒にいる幼馴染がいるが、喧嘩など一度もしたことがない。
むしろ、この世で唯一素直になれる相手だ。
そのため、弥生は義行がどうして尚也に対して意地を張るのかがわからなかった。


「あ?まあ、そうだな。」
「仲悪いわけじゃないんでしょ?」
「仲悪かったら18年も一緒にいねーし。」
「じゃあどうして喧嘩するの?」
「それは、もう日課っつーか、なんつーか・・・・。別にアイツ嫌いだからってわけじゃねーよ。」
「でも、義行は尚也くんに対してすぐムキになるよね。」
「別に俺はムキになんて・・・・。」
「なってないとは言わないよね?」
口篭もるように言う義行の言葉を弥生は遮った。
「最初は笑ちゃんを取られちゃったからなのかと思ってたけど、笑ちゃんに聞いたら昔からそうだって言うし。」
弥生がそう言うと、義行は不機嫌そうな顔でため息をついた。


義行は不機嫌な顔のまま口を開いた。
「俺はいつだってナオに勝てないんだ。」
弥生は首を傾げた。
「勝てないって?」
「成績はいつもナオは俺の一つ上だった。クラス順位だけならともかく、学年順位さえもだ。クラス順位が1つ上なら学年順位はもっと開きそうな物なのに、必ず1つ上なんだ。マラソンも、体育祭も、体力測定までナオの方がほんの少し上なんだ。」
弥生は眉をひそめた。
義行は続けた。
「喧嘩だってそうだ。俺はいつもナオに勝てない。しかも、足元にも及ばないなら諦めもつくけれど、いつだって僅差で勝てないんだ。」
義行はため息をついた。
「身長伸びたのも、声変わりもナオのほうが早いし、今だって俺より3cmでかい。」
義行がつぶやくように言うと、弥生は噴出した。
そんな弥生を横目で見ながら、義行は眉間にしわを寄せた。
「ごめんごめん。」
弥生は謝りつつも、笑いが止まらないようだった。
「そりゃ人から見たらつまんねーことかもしんねーけど、10年以上もそんななんだぞ?何かの呪いかと思うだろ。」
義行は不服そうに言ったが、弥生が笑うことをとがめることも出来ないようだった。

義行はあきらめたように肩をすくめた。
「まあ、そんな理由で俺はなんとなくナオに対して劣等感みたいなのがあるんだよ。」
義行はそう言うと、「認めたくねーけど。」とため息混じりにつぶやいた。
「ふーん。でも、尚也くんも義行に負けたくなくて努力してるんじゃないの?」
「それじゃまるで俺が努力してねーみてーじゃねーか。」
義行は口を尖らせた。
「結局俺は要領が悪いんだ。笑にもいつも言われるけど。」
「本当に、それだけなのかな・・・・。」
弥生はつぶやいた。
「え?何?」
「ううん。なんでもない。」
義行が聞き返すと、弥生は首を横に振った。


「あ、そういえば、笑に花火大会行くから弥生も誘えって言われてたんだ。」
義行が思い出したように話を変えた。
「花火大会?」
「ああ。電車で行かなきゃいけないけど。毎年、笑とナオと一緒に行くんだよ。今年は弥生も一緒にどうかと思って。」
弥生は少し考えるようなそぶりを見せた。
「花火大会か。ずいぶん行ってないな。」
「あんまそういうの好きじゃない?」
「うーん。人ごみって苦手なんだよね。」
「まあ、人ごみが好きってヤツもそういないと思うけどな。」
「義行は行くの?」
「弥生が行かないなら俺も行かないかな。」
「どうして?」
「誰が好き好んであの二人がベタベタしてるの見に行くかよ。穐田くんがいればいいけど、穐田くんも今年は彼女と行くって言ってたし。」
義行は肩をすくめた。
弥生はクスクスと笑った。
「そうだね。バイト入ってなかったら一緒に行こうかな。」
「ほんと?よかった。じゃあ、笑にも伝えとく。」
義行はほっとした顔をした。

その直後、義行は突然言いにくそうに「あのさ・・・」と口篭もった。
「なに?」
弥生は首を傾げた。
「・・・・いや、やっぱなんでもない。」
義行は顔を背けた。
弥生が義行の顔を覗き込むと、義行は恥ずかしそうな顔をしていた。
弥生は含みのある笑いを見せた。
「浴衣、着てほしい?」
義行は恥ずかしそうな表情のまま、弥生を一瞥すると、また顔を背けた。
「・・・・着てほしくないといえば嘘になる。」
義行がぶつぶつとつぶやくように言うと、弥生は肩をすくめて笑った。
「回りくどいなー。」
「うっせぇ。」
「じゃあ、着ない。」
「じゃあいい。別に。無理にとは言わないし。」
義行は不貞腐れた顔をした。
弥生は苦笑した。
「素直に着てほしいって言えばいいのに。」
「うっせぇ。」
義行は弥生に背を向けた。



4人で伊東家に集まることはよくあるが、4人で出かけるのは初めてだった。
浴衣は着ないと義行には言ったが、期待されるのは悪い気はしない。
弥生は姉が出て行く前に着ていた浴衣を着て、少し早めに家を出た。

待ち合わせ場所に着いた弥生は、ベンチに座っている尚也を見つけた。
「こんばんは。」
弥生は尚也に近づくと声を掛けた。
尚也は顔を上げると、いつもどおり愛想のいい笑顔を見せた。
「こんばんは。浴衣、着たんだ。黙ってればきれいだよ。」
弥生は笑いながら「ありがとう。」と言って、尚也の隣に座った。
「ヨシと笑、ちょっと遅れるって。」
「珍しいね。義行が遅刻することなんてほとんどないのに。」
「笑が遅刻魔だからな。」
尚也が鼻で笑った。
「時間にうるさくてせっかちのヨシと、準備が長くて遅刻魔の笑がよく一緒に行動しようと思うよな。そのたびに喧嘩してんだぜ?」
それを聞いて弥生は笑った。
「喧嘩ばっかりしてるくせにいつも一緒にいるのは尚也くんも同じじゃない。」
「確かにそうか。」
尚也は肩をすくめて笑った。

その後、会話は続かず、二人は黙って行過ぎる人を見ていた。
お互い沈黙が気まずかったが、特に話すようなことも思いつかず、ただ黙って伊東兄妹が現れるのを待った。

そのとき、ふと思い出したように弥生が口を開いた。
「ねえ。」
「ん?」
尚也は弥生を一瞥した。
「尚也くんって、義行に劣等感を持ったりするの?」
「は?」
弥生の唐突な質問に尚也は眉をひそめた。
「義行がね。言ってたの。いつも尚也くんは義行よりちょっとだけ上って。だから義行は尚也くんに劣等感があるって。」
「ふーん。」
「義行は自分は要領が悪くて尚也くんは要領がいいんだって言ってたけど、それだけじゃないんじゃないかな、と思って。義行を意識してなきゃ常にちょっとだけ上なんてありえないでしょ?」
弥生の話を、尚也は黙って聞いていた。
「なにか理由があるのかなって思って。」
弥生が話し終わると、尚也は意味ありげに弥生を一瞥した。
だが、すぐに顔をそらすと黙って俯いた。
弥生はしばらく尚也の顔を見つめ返事を待ったが、尚也が俯いたまま何も言わないため、尚也から顔をそらすと俯いた。
「話したくないことなら、別にいいんだけどね。・・・・忘れてくれて。」
弥生はつぶやくように言った。

そのまま、しばらく沈黙が続いた。
尚也は深くため息をつき、自嘲気味に笑った。
「幼稚園のとき、だったかな?・・・・・・・好きな女の子がいたんだ。」
「え?」
弥生は顔を上げると、尚也を見た。
尚也は遠くを見るような眼をしていた。
「いつも一緒に遊んでいた子だった。その子も当然俺のことが好きだと思っていたし、好きだと言ってくれた。」
「うん。」
「でも、その子はヨシにも好きだと言っていた。まあ、ガキなんてそんなもんだよな。」
尚也は肩をすくめた。
「だから、俺はその子に聞いたんだ。『俺とヨシとどっちが好き?』ってな。」
尚也はそう言うと、目を伏せた。
弥生は「その後は想像しろ」と言われているような気がして、何も言わずに俯いた。

尚也はふーと大きく息を吐くと、意を決したように口を開いた。
「その子は、『お兄ちゃん』と答えたんだ。少しも悩まずにな。」
弥生は顔を上げ、尚也を見た。
「それって・・・・。」
「それ以来、俺はその『お兄ちゃん』にだけは死んでも負けらんねーと思うようになった。」
尚也は笑っていたが、その声は真剣だった。
「小学校に上がって、俺は当て付けみたいに俺の好きな子はあの子じゃないと思い込んだ。俺があの子を気にするのは、あくまで妹だからだと思い込んだ。でも、心の底ではやっぱりずっと引っかかっていた。」
尚也は目を伏せた。
「今でも、やっぱりその子にとって『お兄ちゃん』の存在はでかくて。考えすぎだとわかっていても、比較されているような気がするんだ。だから、俺はほんの少しでも、その『お兄ちゃん』より秀でてなきゃダメなんだ。」
尚也は「まあ、自己満足だけどな。」と付け足すようにつぶやいた。
そして、顔を上げると、弥生に顔を向けニヤリと笑った。
「例えその『お兄ちゃん』が俺に対して劣等感をもっていたとしても、俺が抱いている劣等感に比べたら大したもんじゃない。そうだろ?」
尚也の問いかけに対し、弥生は返事をする代わりに苦笑した。

尚也はまた正面を向いた。
「あの二人には言わないでくれよ?弥生っちにだから話したんだ。」
弥生は首を傾げた。
「私だから?どうして?」
その問いに、尚也は肩をすくめて答えた。
「だって、俺たち、立場は同じだろ?」
弥生はクスクスと笑った。
「確かに、そうだね。」
弥生がそう言うと、尚也は安心したように笑った。


「おまたせー。」
「悪い。遅くなった。」
向こうから義行と笑が歩いてくるのが見えた。
浴衣姿の笑は、慣れない下駄のせいか、おぼつかない足取りで義行の腕にしがみついていた。
「ただでさえ準備手間取ったのに、笑が下駄ずれして痛いとか歩けないとか文句ばっか言うもんだから。ホントごめんな。」
義行は弥生と尚也に謝った。
「ひどーい。私だけのせいにしないでよ。私はどうでもいいって言ったのにお兄ちゃんが帯の形が気に入らないとかなんとか言って何度も結びなおしてたからこんな時間になっちゃったんじゃない。」
笑は口を尖らせた。
「だからもっと早くに着替えろっつったのに笑がなかなか着替えようとしなかったんだろ。」
「だってあんまり早くに着替えると寄りかかって座れないじゃない。」
「やってもらうんだから言うこと聞けよ。」
「お兄ちゃんはすぐそうやって自分の都合を押し付けようとするよね。」
「だったらもう来年からは自分で着ろ。にーちゃんは着付けてやんねー。」
「また始まった。お兄ちゃんは二言目には『じゃあ自分でやれ』なんだもん。」
笑は頬を膨らませた。

尚也は「やれやれ」と小さくつぶやき、立ち上がると、二人に歩み寄った。
そして、義行の腕に絡みつく笑の手を取り、自分の腕に絡めた。
「お前がエスコートする女はあっちだろ。」
尚也は首をくいっと動かし、義行に言った。
「あ?・・・ああ。」
義行は言われるがままに笑から離れると、弥生に歩み寄った。
笑も、義行から手を離し、尚也の腕にしがみついた。


その一連の動作はあまりにも自然で嫌味がなかった。
だが、それが自然であればあるほど、今までどんな気持ちでこの兄妹を見ていたのか、尚也の心中がうかがえた。


弥生は小さく笑った。
「どうした?」
義行は怪訝な顔で弥生の顔を覗き込んだ。
「ううん。なんでもないよ。」
弥生は首を振った。
義行は眉をひそめ、弥生に手を差し出した。
弥生は義行の手を取り、立ち上がった。
弥生が笑っていることに気づき、尚也は弥生に目配せした。
弥生は笑いながら小さく頷いた。
「何やってんだよ。」
そのやり取りを見た義行は、不機嫌そうに尚也を睨んだ。
尚也は鼻で笑った。
「別に?なあ。弥生?」
弥生はそれには答えず、クスクス笑っていた。
「なんかムカつく。っつーか弥生って呼ぶなっつってんだろ!!」
いつものように義行がムキになって声を荒げると、尚也もまたいつものように勝ち誇ったような顔で笑った。


-おわり-

駄文にお付き合いいただきありがとうございました。

本当は4人で海行く話書こうと思ってたんだ。
そのためにわざわざ尚也の水着の好みまで聞いたんだ。
だが、メガネ先輩の浴衣姿見ていたら花火大会になってしまった。



尚也はかっこよくあるために、多分ちゃんと努力してると思う。
だからかっこよさが胡散臭い。
その辺が無条件で笑に愛されてきた義行と違うところ。


義行は元々、尚也に兄貴がいることがうらやましかった。
だから笑が生まれたとき、尚也にめちゃくちゃ自慢した。
いつまでも兄貴に子分扱いされている尚也はそれが悔しかった。

みたいなやり取りが幼いころにあったと思う。


他にも、この二人の笑をめぐる因縁は根が深い。
個人的にその方が面白いから。
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コメント
ご無沙汰してます
浴衣、いいですね!
お嬢さんの浴衣を手づくり出来るのは、やっぱり羨ましいです。
おそろいの浴衣、可愛いでしょうね!

そして、SS、読ませていただきました!
それぞれの過去の思い、いいですねー。
いい関係の4人ですよね!
[2010/08/02 23:20] URL | みぃ #- [ 編集 ]

>みぃさん
お久しぶりです。
体調は大丈夫ですか?

いや、全然進んでないんですよorz
2着目の記しつけおよび裁断をやる気になれなくて、止まっています。
それさえ終わればそこまできつくないと思うんですけどね・・・・。

お読みいただきありがとうございました。
なんとなく、この3人の裏設定は自分の中で色々あるんですよ。
なので、ちっちゃいころのエピソードとか、ちびちび書けたらいいなと思っています。
弥生は全く無関係な話になると思いますが・・・。
[2010/08/03 07:45] URL | みか #- [ 編集 ]

永遠に勝てないものがある
忙しくて、こんなに素敵小説がアップされてることに気づかなんだ…
弥生と尚也の関係は、この微妙な距離感がいいね。

ヨシは二人の関係に焼きもきするがいいよ。
途中で終わってる笑との小説、夏休み中になんとかしないとなぁ。
[2010/08/07 15:44] URL | ショウ #CGSys/Bo [ 編集 ]

>ショウちゃん
読んでくれてありがとうー。
なんだか忙しかったみたいだね。
これからまた忙しいのか?
13日まで。

尚也と弥生はなんだかんだでお互い理解者っぽい関係になりそうな気がする。
弥生にとって、尚也は唯一の男友達なので。
この二人の話は結構書いてて楽しい。
義行がヤキモチ焼く話を書きたいのかもしれない。

小説!
楽しみにしてる!!
私が書く尚也とショウちゃんが書く尚也がどんな感じで違うか知りたいし。
でも、原稿の方もあるだろうし、無理しないでねー。
[2010/08/07 16:15] URL | みか #- [ 編集 ]


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