母は二次元に恋をする
様々な現実から目をそむける為の妄想ブログ
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らいだったりみかだったり

Author:らいだったりみかだったり
ドクターストップかかって現在断酒中。
鎖骨がきれいな眼鏡男子が好き(二次元に限る)。
よく勘違いされるが腐ではない。

好きなゲームはFEシリーズ、英雄伝説シリーズとかなんか色々。
最近は主にコミPo!でマンガ作って遊んでます。



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閃の軌跡



閃の軌跡Ⅱ



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会員証作るべきか
NickelbackのSomedayという曲のPVを見て、久しぶりにCD借りたいなーと思った。
歌詞の意味はもちろんまったくわからんのだけど、なんか切ない感じの歌のように聞こえたのはPVのせいなのだろうか。
あと私は男の人が女の人を後ろから抱きしめるっていう描写がやたら好きだということもわかった。
なんかそのシーンの切なさに妙にキュンとしてしまった。



で、お待たせしております。
RPG編の続きです。


↓の続きになっています。
第一話 旅立ち編
第二話 野宿編
第三話 港町編
第四話 山賊討伐編
第五話 魔法道具屋編


この先にある小さな村に引退した名のある魔道士がいると聞いたリュウノスケ、リヒト、リュウ、ヨシユキ一行。
とりあえず、情報を得るべく、その村に向かって歩き出した。
が、一人、浮かない表情の人間がいた。

「なあ、やめね?」
ヨシユキがぼそっとリュウノスケに言った。
「まだそんなこと言ってるのか。よっぽどやましいことがあるんだな。」
リュウが苦笑した。
「実は隠し子とかいたりして。」
リヒトが苦笑した。
「いねーよ!」
ヨシユキは声を荒げた。
「まあまあ、ユキちゃん落ち着いて。」
リュウノスケはヨシユキをなだめた。
「どっちにしても、その村に行かないとまた野宿することになっちゃうよ。宿にちゃんと泊まらないと疲れも取れないだろ?行く宛てがないのは事実なんだし、一応行ってみないと先に進めないだろ。」
リュウノスケがたしなめるように言うと、ヨシユキは諦めたようにため息をついた。


そこは本当に小さい村だった。
村の中心らしき場所に小さな教会が見える以外は特に目立った特長もなかった。
「あ、ちょうどいいところに女の子がいるぞ。メガネ、声掛けて来いよ。」
リヒトがヨシユキに言った。
「今回はちょっと、俺は勘弁してほしい・・・。」
ヨシユキがげんなりした顔で言った。
「どうしたんだよ。なんかさっきからおかしいよ?ユキちゃん。」
「別に・・・・おかしくなんか・・・・。」
ヨシユキはぼそぼそとはっきりしない返事をした。
そのとき、女性がこちらに気づき、突然目を見張った。
そして、怯えた表情でガタガタと震え始めた。
「ご覧の通り貧しい村です。食べ物もお金もほとんどありません。どうか見逃してください。」
リュウノスケは首を傾げた。
「あ、あの。俺たちは王都から来た傭兵で、何かを取ろうとかそういうことをしに来たわけじゃないんです。」
リュウノスケがそう言うと、彼女は驚いた顔をした。
「え?あ、そうだったんですか。こんな小さな村に旅の方がいらっしゃることなどほとんどないもので、てっきり山賊か何かかと・・・・。失礼いたしました。」
彼女は申し訳なさそうに深くお辞儀をした。
「いえ、気にしないでください。傭兵の風貌なんて山賊とあんまり変わりませんしね。」
リュウノスケはできるだけやさしく彼女に言った。
リュウノスケの言葉に安心した様子で顔を上げた彼女は、また目を見張った。
「・・・・おにい・・・ちゃん・・・?」
「え?」
リュウノスケは首を傾げた。
「やっぱり!!やっぱりお兄ちゃんだ!!帰ってきてくれたんだね!!」
彼女はヨシユキに駆け寄ると、胸に抱きついた。
ヨシユキは彼女を引き剥がそうと肩をつかんだ。
「ち、違う!人違いだ!!」
ヨシユキは慌てたように声を荒げた。
「お兄ちゃん!!きっと帰ってきてくれるって信じてた!!」
彼女はヨシユキの胸にすがりつき、嗚咽を漏らした。

「ここ、ユキちゃんの故郷だったんだ。」
「道理でこの村に立ち寄るのを渋っていたはずだ。」
「なんだ。もっとやましい理由かと思ったのに。」
「だから!違うって!!」
ヨシユキは泣くじゃくる女性から必死で逃げようとした。
だが、彼女はヨシユキの胸にしっかりと抱きつき、離れようとしなかった。
「もし本当に違ったら、メガネは勿怪の幸いとばかりに抱きしめると思う。」
リヒトが苦笑した。
「俺もそう思う。」
「俺も。」
リュウノスケとリュウが頷いた。
「お前ら・・・・。」
ヨシユキは3人を睨んだ。
「村を出る時だって、私に一言も言ってくれなくて。行き先も誰も知らなくて。連絡だって5年間一度もくれなくて。ずっと、ずっと心配してたんだよ!!」
彼女は咎めるように声を荒げ、ヨシユキを睨んだ。
ヨシユキは目を伏せた。
「・・・・ごめん。」
ヨシユキはつぶやくように言った。
彼女は首を振った。
「無事でよかった。本当に。ずっと会いたかった。」
ヨシユキは、涙でぬれた彼女の顔をなでた。
「・・・エミ。きれいになったな。見違えた。」
「お兄ちゃんは、逞しくなったね。髪もずいぶん短くなってるし。最初、わからなかったよ。」
エミと呼ばれた女性は笑顔を見せた。


「エミ。どうしたんだ?何かあったのか?」
そのとき、武装した若者二人が歩いてきた。
そして、4人を見ると警戒した様子で身構え、叫んだ。
「なんだ!お前らは!!」
エミはその声に振り返ると、若者たちに言った。
「ああ、あなた!お兄ちゃんが帰ってきてくれたの!!」
「え?」
若者たちはヨシユキの顔を不審げに見た。
「本当に・・・・ヨシ、なのか・・・?」
ヨシユキは二人を一瞥すると、エミの顔を見た。
「・・・・あなた?って、言ったか?今・・・・。」
「うん。去年、ナオにいと結婚したの。今、お腹に赤ちゃんもいるんだよ。」
エミは笑顔で言った。
その瞬間、ヨシユキの顔はみるみる険しくなった。
「ど・う・い・う・こ・と・だ?」
ヨシユキは若者の一人に歩み寄ると胸倉をつかんだ。
「オメー何、人の妹孕ましてんだ!!ゴラァ!!」
「ぁあ?村出て行くときエミを頼むっつったのはオメーだろうが!!」
「頼むっつーのはそういう意味じゃねー!!ざけんな!!」
「エミちゃんは結婚してから妊娠したんだから、孕ませたって言い方はおかしいよ!そもそも、何年も手紙一つよこさないでその物言いはないだろ!」
もう一人の若者がヨシユキの腕を引き剥がそうと、割って入った。
リュウノスケたちはその3人のやり取りを呆然と見ていた。
「すいません。気にしないでくださいね。あの三人は昔からあんななんです。」
エミはリュウノスケたちの方を見ると謝った。


若者の一人が経営する宿屋兼食堂で4人は休むことになった。
「大したおもてなしもできませんが、せめてゆっくり休んでいってください。」
食堂のテーブルに一同が座ると、女将らしき女性がリュウノスケたちにお茶を出した。
「いえ、こちらこそ突然押しかけて・・・。」
リュウノスケとリュウとリヒトは小さく会釈をした。
ヨシユキはムスッとした顔で、4人に紹介した。
「こっちが妹のエミ、この二人が幼馴染のナオヤとショウ、で、あの人がショウの恋人・・・もう奥さんか?で、フウカさん。」
「改めまして、兄がいつもお世話になっております。」
エミは深深とお辞儀をした。
「それにしても、また突然どうしたんだよ。出て行ってから5年だよね?」
ショウがヨシユキに聞いた。
「別に来たくて来たんじゃねーよ。通りかかっただけだ。」
ヨシユキは頬杖を突き、顔を逸らした。
「通りかかった、って・・・・。こんな辺鄙な村に何の用があれば通りかかるんだよ。」
ナオヤが眉をひそめてヨシユキの顔を見た。
「実は俺たち、王からのお達しでさらわれた姫を探しているんですが、魔法使いだということ以外の情報がなくて、宛てもなく旅をしているんです。それで、この村に有名な魔道士がいると聞いて、有名な魔道士なら城の兵士を出し抜いて姫をさらえるほどの魔道士に心当たりがあるんじゃないかと思い、訊ねてみたんです。」
リュウノスケはナオヤに説明した。
すると、ナオヤは一瞬表情を曇らせた。
「姫、というと、サクラ姫ですよね?それはいつですか?」
「10日ほど前です。」
リュウノスケが答えると、ナオヤは考え込んだ。

「何か、心当たりがあるのか?」
ヨシユキが聞くと、ナオヤは慌てて顔を上げた。
「いや・・・。」
そう言ってナオヤは小さく首を振ったが、その顔は暗かった。
「有名な魔道士、と言うのはおそらく俺の祖父のことだと思います。若いころはそこそこ名の知れた魔道士だったそうなので。ただ、こんな辺鄙なところに住んでいることからもわかると思いますが、人と関わるのはあまり好きではありません。みなさんのお役に立てるかどうか・・・。」
「話だけでも伺うことはできませんか?」
「まあ、俺の紹介だと言えば会えるとは思えますが、なんせ偏屈なじいさんなので、お気を悪くされるかもしれません。」
ナオヤがリュウノスケに言った。
「構いません。突然お話を伺いたいなんて無礼な申し出であることは重々承知しております。」
「わかりました。祖父の家はこの先にある大きな家の敷地内です。旅人などほとんど来ないところなので、使用人に怪しまれるかもしれません。エミ、案内してやってくれ。」
「え?お兄ちゃんが一緒に行けば問題ないでしょ?」
「むしろ一番問題あるだろ。ヨシが帰ってきたことがバレたら大騒ぎだ。ヨシはもちろんここに残れよ。」
「ああ、そうか。」
エミはヨシユキを見ると苦笑した。
ヨシユキは舌打ちするとそっぽを向いた。
「素行の悪さが伺えるな。」
リュウが苦笑した。


リュウノスケたちが出て行くと、フウカは厨房に入っていった。
すると、突然ナオヤがショウに言った。
「ショウ。ヨシたちは野宿続きで野菜なんて食ってないと思うから、たまには新鮮な野菜食わしてやってくれよ。」
「え?どうしたんだよ。急に。」
ショウは首を傾げた。
「別にどうってこともないだろ。王都じゃうまい野菜も早々食えないだろうし、たまにはここの村の新鮮な野菜を食わしてやりたいって思っただけだよ。」
ナオヤは口元は笑っていたが、目は必死だった。
「ああ、まあ、そうだな。じゃあ、ちょっと畑行って来るよ。」
ショウはナオヤの表情から何かを察して立ち上がった。
ヨシユキは怪訝な顔でナオヤを見た。
「どうかしたのか?なんだかあからさまな人払いみたいだけど。」
ナオヤはヨシユキを一瞥すると、俯いた。
「いや・・・・。」
ヨシユキは眉をひそめたが、重苦しいナオヤの顔にただならぬ雰囲気を感じ、口をつぐんだ。
ナオヤは重い表情のまま俯き、しばらく黙っていた。

しばしの沈黙の後、思い切ったようにナオヤは口を開いた。
「ヨシ、お前、村長の息子を覚えているか?」
「あ?ああ。なんか自分が魔道士としていかに優秀かを鼻に掛けてるやつだったな。ナオのいとこだし、悪く言いたくはないが、いけ好かないヤツだった。そいつがどうかしたのか?」
「1ヶ月ほど行方が知れない。」
ヨシユキは眉をひそめた。
「またいいタイミングだな。」
「よりによって村長が次期村長に俺を指名した次の日だ。」
「え?なんで息子じゃなくてナオが指名されるんだ?」
「お前、そんなことも知らなかったのか?この村はうちの一族で一番魔道に長けた者が村長の座に着くんだ。」
「そうだっけ?じゃあ、あのおっさん、そんなに魔道士として優秀だったのか。知らなかった。」
「知らなかったんじゃなくて、興味がなかったんだろ。まあ、村長のことはいいんだ。問題はその息子だ。」
「村長になれないならこの村にいる必要もないと思って家を出たんじゃないのか?」
ヨシユキが言うと、ナオヤは眉間にしわを寄せ、ため息をついた。
「ならいいんだがな。だが、アイツがそう簡単に村長の座をあきらめるとは思えない。」
「たかがこんな小さい村の村長の座くらいで?考えすぎだろ。」
ヨシユキは嘲笑するように言った。
だが、ナオヤは深刻そうな顔で周りを確認すると、声を潜めた。
「うちの一族以外は知らないが、この村の村長は先々代の王の命令で代々ある物を守っている。それは使いようによってはかなりの利益を得られるらしい。そして、使いようによってはこんな村、いや、こんな小さな国なら余裕で潰せるらしい。」
「また物騒だな。」
ヨシユキは鼻で笑った。
ナオヤはヨシユキをにらんだ。
「笑い事じゃない。こんな何もない小さな村が今まで山賊に潰されることなく、飢餓や伝染病で苦しむこともなく存在すること自体が不自然だとは思わないか?」
「あんまり考えなかったけど、確かにそうだな。」
「この土地は特別なんだ。だから俺たちの先祖はそれを守る場所にこの場所を選んだんだ。」
「その守っている物ってなんなんだ?」
ナオヤは首を横に振った。
「それは言えない。ただ、それを悪用すれば、かなりの利益と力を得ることができると言われている。正式発表までに、アイツが俺より魔道に長けている、という証拠があれば、アイツはその権利を得られるだろう。」
ヨシユキは眉をひそめた。
「そんな簡単に魔力なんて上げられる物でもないだろ。それとも、優れた魔道士ってのはそれが可能なのか?」
「ああ。可能だ。」
ナオヤは小さくうなずいた。
ヨシユキは肩をすくめた。
「ああ、そう。俺おちこぼれだからわかんねーや。」
ナオヤは苦笑した。
「やさぐれんなよ。俺でもできねーよ。魔力を持った美しい乙女という生贄が必要だからな。」
「なんか気持ち悪い話だな。それがサクラ姫だと?」
「サクラ姫は巫女として優れた力を持っていると聞く。」
「いくらなんでも一国の姫をさらうなんてリスク負うほどのものがこんな小さな村にあるとは思えないんだが・・・・。」
「それだけの価値があるかどうかは人それぞれだ。俺やヨシみたいに好きなことだけやっていたい人間には大した価値はない。だが、人の上に立ちたいと思う人間には、相当な価値があるだろうな。身内を疑いたくはないが・・・・。」
「むしろ俺たちが来たことで確信が持てたってことか。」
「時期的にもぴったりだしな。」
ナオヤは深いため息をついた。
「村長と長老はそのことをどう思ってるんだ?」
「口には出さないが、村長と長老が俺を次期村長にと言ったのは、アイツが良からぬことを企んでいると疑っている証拠なのかもしれない。」
「そこまでわかっていて村長は何も言っていないのか?」
「自分の息子を疑いたくはないだろ。」
「そりゃそうだな。」
ヨシユキが頷くと、ナオヤが笑った。
「お前が出て行った後、おじさん元気なかったぞ。真面目に神官になるためにがんばってると思っていた息子の素行がアレじゃなあ。」
「信用に足らない息子で悪かったな。」
ヨシユキはふんと鼻を鳴らした。


-つづく-

本日も駄文にお付き合いいただきありがとうございました。


ようやく出てきました。
女が。
なんでこんなに女に飢えてるんだ。私。
女二人も生んだのに(関係ない)


ラスボスをナオヤに関わらせることは結構初期から考えていて(最初はナオヤにすっかと話していたけど、そうなると悲しい話になってしまうからやめた)
最初はナオヤが商人で、ナオヤの顧客と考えていたのですが、そうなるとどうやって探すよって話になるので、いっそ親戚にしてしまいました。
で、アクティブなタイプのナオヤが小さい村を出れない理由がいまいちはっきりしなかったので、明確になるようにナオヤは村人1ではなく、村の有力者の息子ってことに。


年齢設定はナオヤとショウはヨシユキと同じ22歳
フウカは姉さん女房24歳。
エミはヤヨイとサクラ姫と同じ18歳。

エミはかなーり別人です。
ヨシユキよりよっぽどしっかりしている設定。


えーっと、何度も言ってますが・・・・。
この先が、まったく、思いつきませんorz
そもそも、最初にRPG編書くかーって思っていた時点で考えていたビジョンがここまでなもんで・・・・・。
本当に完結するのか。この話。


っつーわけで、次回は暇つぶしに書いた話をうpする予定です。
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コメント
No title
面白そうな展開になってきたじゃないですか!
ナオヤの設定、すんなり受け入れられるあたり、適役という感じなんでしょうねー。
女の子が登場してくると、場も華やかになってきますし、いいですね!!
また一層、ワクワクしてきましたよー!
いいですね!!
[2010/10/14 15:35] URL | みぃ #- [ 編集 ]

>みぃさん
いや、もう、この先がまったく・・・・思いつかないんです・・・・。
先日お話した件で頭いっぱいで、創作作業がすべて止まっております・・・。
編み物もゲームもなーんにもやっておりません。
気ばっか急いてます・・・・。
ちゃんと完結したい・・・・なあ・・・・。
[2010/10/14 18:06] URL | みか #- [ 編集 ]


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