母は二次元に恋をする
様々な現実から目をそむける為の妄想ブログ
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らいだったりみかだったり

Author:らいだったりみかだったり
ドクターストップかかって現在断酒中。
鎖骨がきれいな眼鏡男子が好き(二次元に限る)。
よく勘違いされるが腐ではない。

好きなゲームはFEシリーズ、英雄伝説シリーズとかなんか色々。
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佐伯瑛くん お誕生日おめでとう
本日は心の恋人佐伯瑛のお誕生日です。
予約投稿のやり方に自信がなく、日付が変わるまで待ってしまった馬鹿です。


お誕生日おめでとう!佐伯!
愛してる!!


今日もどうせ暇だし、ケーキでも焼こうかな。
普通のデコレーションケーキにするか、それともクロカンブッシュの方がごまかせるだろうか・・・。
「なんで急にケーキ?」とか言われたらなんて言い訳しようか・・・。
いや、最近やたらゼリーだの羊羹だの作っているから甘いものづいていると思ってもらえるだろうか。


それはともかく。
なんとかSS間に合いました。
愛の力ですね。

夏らしいお話をと思って書いてみました。
本当は誕生日っぽい話にしたかったんですが、まったく話が膨らまなかったのでやめました。
積極的だが空気を読まないデイジーと主導権を握りたいのにタイミングが計れない佐伯です。

よかったらお読みください。



夏休みのある日。
俺、佐伯瑛は携帯電話を握り締めていた。
ディスプレイは、アイツの電話番号を表示したまま、かれこれ30分が経過しようとしている。

たまには俺だって仕事抜きで海に行きたい。
アイツを誘おうと思ったのは、単に他に誘えるヤツがいないってだけだ。
別にアイツの水着姿が見たいとかそういう不純な動機じゃないんだ。
そりゃ、ちょっとは期待してないこともないけど、別にそれが目的なわけじゃない。
だから別に誘うのに意識する必要なんてどこにもないんだ。

そんな風に自分への言い訳を繰り返していたらどんどん時間が過ぎていってしまったのだ。


一人、部屋のベッドに座って悶々としていると、突然携帯が鳴った。
俺は驚いて、携帯を取り落としそうになった。
こんなときに俺に電話をかけてくるやつなんて一人しかいない。
案の定アイツからだ。

「もしもし」
通話ボタンを押すと、電話の向こうからアイツの声がした。
「もしもし、佐伯君?私だけど・・・。」
「ああ、俺も今かけるところだった。」
「ほんと?何か用だった?」
俺は海に行かないかと言いかけて口篭もった。
「あのさ・・・。いや、やっぱお前が先。」
「あのね、今度の日曜日に花火大会があるらしいんだけど、一緒に行かない?」
アイツはいつもどおりの能天気な声で言った。
「OK」
「ほんと?じゃあ、はばたき駅で待ち合わせでいいかな?」
「了解。」
「で、佐伯君の用事は?」
「ん?ああ、もうすんだ。」
「そう?じゃあまたね。」
そう言って電話は切れた。


俺は携帯電話を閉じると、がっくりとうなだれた。
いつもこうだ。
学校でも、電話でも、何度もアイツを誘おうとしているのに、余計なことを考えてしまい、なかなか誘うことが出来ない。
結局俺から誘う前にアイツから誘われる。

なんでアイツを誘うのにこんなに勇気が要るんだろう。

気の抜けた俺はベッドに横になった。


日曜日。
めったに着ない浴衣を着て、俺は、はばたき駅でアイツを待った。
そういえば、最近、アイツが先にきていることの方が少ないかもしれない。
前は俺が先に来ていることのほうが少なかったのに。

程なくして、アイツが来た。
「ごめんね。待った?」
アイツも浴衣を着ていた。
いつも、俺が先に来ている時は、慌てて走ってくるが、さすがに今日は慣れない下駄のせいで走ってくることは出来ないようだった。
「まあな。」
毎回繰り返されるやりとりのはずなのに、いつもと服装が違うだけでなんとなく落ち着かなかった。
「浴衣着てきちゃった。どうかな?」
俺の視線に気づいたのか、アイツは言った。
「ああ、うん。」
俺は気恥ずかしくて、目をそらし、気のない返事をした。
「こういうのあんまり好きじゃない?」
アイツは不安そうな顔をした。
そういうことを聞かれるとちょっと困る。
「いや、・・・・好き。」
そう答えると、アイツは満面の笑みを見せた。
「ほんと?よかった。」
その笑顔に俺は不本意だがドキドキしてしまった。


「ちょっと早いな。なあ、縁日見に行こうぜ。」
俺の提案に、アイツはうれしそうに賛同した。
俺が歩き出すと、アイツは俺の袖をつかんだ。
「ごめん、今日、下駄だから、早く歩けないの。」
アイツは上目遣いで懇願するように言った。
その目線に俺は動揺した。
さっきから調子狂わされっぱなしだ。
「え?あ、ああ、そうか。悪かった。」
俺はアイツに手を差し出した。
「こんでるからな。手、かせ。」
「うん。」
アイツは嬉しそうに俺の手を握った。

色鮮やかな露店が並ぶ縁日を、はぐれないように手をつないで歩いた。
コイツは途中で買ったりんご飴を食べている。
俺は無意識にコイツを見てしまっていた。
普段、髪に隠れて見えない耳やうなじが気になってしまう。
髪型がちがうだけで、こんなに雰囲気が変わるものなのか。

コイツが突然こちらを向いた。
俺は見ていたことに気づかれたと思い、動揺した。
すると、コイツは持っていたりんご飴を差し出した。
「ひょっとして食べたかった?」
俺は、ほっとしたようながっかりしたような複雑な気持ちでため息をついた。
コイツの鈍感さはある意味尊敬に値する。
「いらない。」と力なく言うと、コイツは小首をかしげた。

本当に俺が見ていたのがりんご飴だと思っているのか?
大体、自分が口をつけたものを俺に差し出してくるってどうなんだ。
少しは意識してもいいんじゃないのか。
相変わらずコイツが何を考えているのかわからない。


そうこうしていると、人の流れが変わった。
そろそろ花火が始まるみたいだ。
「そろそろはじまるみたいだな」
「そうだね。いい場所とれるかな。」
俺はコイツの手を引いて、会場に向かった。

花火大会の会場は縁日よりもこんでいるため、弥が上にも密着してしまう。
気温のせいか、人ごみのせいか、コイツのせいか、とにかく暑かった。
コイツの手を握っている手もじっとりと汗をかいている。
不快に思われないだろうかと少し不安になったが、そんなことを気にするようなやつではなかった。
ここまで意識されないと、むしろ逆の意味で不安になる。

俺たちは、最高とは言えないまでも、そこそこいい場所を確保した。
俺は花火を見ながらも、ついコイツに目がいってしまっていた。
花火を見ているコイツは馬鹿みたいに口を開けている。
その横顔を見て、俺はつい噴出してしまった。
だが、花火の音で気づかれなかったらしく、コイツは花火に熱中していた。


花火が終わると、アイツは目を輝かせてこちらを向いた。
「きれいだったね。」
「ああ。これだけ近いと、なんかさ、手が届きそうな気がするな。」
「音がうるさかったね。」
「近いからな。でも、血沸き肉踊るって感じだろ?ゾクゾクした。」
「そうだね。見に来てよかったね。」
アイツはにっこり笑った。
今だ、と俺は思った。

今なら自然に誘える。
来年も一緒に見に来ようと言えば不自然じゃないだろう。
このタイミングを逃す手はない!

そう思った俺は思い切って口を開いた。
「あ、あのさ・・・・。」
「そうだ!また来年も一緒に来てくれる?」
アイツはいつものようにサラッと言った。

俺はがっくりうなだれた。
気が合うってレベルじゃないだろ。
同じタイミングで同じことを考えているコイツを呪わしくさえ思った。

「佐伯君?私、何か変なこと言った?」
アイツは俺の顔を覗き込んだ。
「いや、別に。まあ、そのとき暇だったら一緒に行ってやらないこともない。」
俺はため息混じりに答えた。
「うん。約束ね。」
アイツは俺の気持ちなど気づくはずもなく、満面の笑みを見せた。

悩んでいても仕方ない。
帰り道でコイツの来週の予定を聞いてみるか。
今度こそ、海に誘えばいい。

「行こう。俺、送るから。」
俺が歩き出すと、アイツは「ちょっと待って。」と言って俺の袖をつかんだ。
「どうかしたのか?」
「うん。下駄ですれちゃって、ちょっと痛いんだ。ごめんね。ちょっと絆創膏貼りたいからベンチ座ってもいいかな?」
「ああ、そういうことは早く言えよ。」
俺はアイツの手をとり、ベンチへ誘導した。
「うん。ごめんね。」
アイツは申し訳なさそうに言った。

ベンチに座ったアイツは巾着から絆創膏を取り出した。
「貸せよ。」
俺は手を差し出した。
「え?」
アイツはきょとんとした顔で俺を見上げた。
「だから、貼ってやるから貸せよ。その格好じゃ、屈みにくいだろ。」
「え?あ、うん。ありがとう。」
アイツは絆創膏を俺に差し出した。
「どっちだ?」
俺はしゃがみこんだ。
「右足の内側。」
俺はアイツの右足の下駄を脱がした。
内側に少しすりむけているところがあった。
俺は絆創膏をむき、その部分に貼った。
「あ、ありがとう。」
上を向くと、アイツは珍しく恥ずかしそうな顔をしていた。
「どうかしたか?」
「ううん。ちょっと、佐伯君を見下ろすことなんてめったにないし、なんか新鮮だなって思って。」
アイツは照れたように笑った。
俺はコイツの右足に下駄を履かせて立ち上がった。
「そうだな。いつもは俺がお前を見下してるからな。」
俺は鼻で笑った。
「せめて見下ろしてるって言ってよ・・・」
アイツは恨めしそうな顔をした。
その顔をみて俺は笑った。
すると、アイツは言いにくそうに下を向いて言った。
「それに・・・・、その・・・・、男の人に下駄脱がしてもらったのなんて、初めてで、ちょっと、緊張しちゃって・・・。」

その言葉に俺は動揺した。
俺だって女の下駄を脱がしてやるなんて初めてだし、女の足に絆創膏を貼ってやるなんて初めてだ。
言われると、急に意識してしまい、顔が熱くなってきた。

「ば、馬鹿なこと言ってないで、帰るぞ!ほら、手!」
俺は顔をそらして手を差し出した。
「あ、うん。」
アイツは立ち上がって俺の手を握った。


コイツが変なことを言ったせいで、また意識してしまった。
結局、海に誘うタイミングを計れないまま、アイツの家の前についてしまった。
「なんか元気ないけど、どうかした?」
アイツは俺の顔を覗き込んだ。
「いや、別に。」
俺は口篭もった。

もう後がない。
今誘わなければまた携帯電話をにらみつける羽目になる。

俺は思い切って口を開いた。
「あ、あのさ・・・。」
「あ、佐伯君。来週の日曜日って暇?新しい水着買ったから海行きたいんだけど、一緒に行かない?」

俺は思わずコイツにチョップした。

「イタッ!何?私何か変なこと言った?」
突然の俺のチョップにコイツは不服そうな顔で言った。
俺はため息をついた。
「はぁ。わかった。来週の日曜な。」
「ん?うん。じゃあ。来週の日曜もはばたき駅で待ち合わせでいいかな?」
アイツは腑に落ちないという顔をしていたが、いつもの調子で言った。
「了解。」
「じゃあ、また来週ね。送ってくれてありがとう。」
「どういたしまして。じゃあまた。」
アイツと別れ、俺は帰路に就いた。
緊張していたせいか、どっと疲れが押し寄せてきた

来週アイツと海に行く約束を取り付けるという目的は達成された。
だが、手放しで喜ぶという気持ちにはとてもなれなかった。

いつになったら自然にアイツを誘うことができるのか・・・。

俺はまたため息をついた。

-終わり-

駄文にお付き合いいただきありがとうございました。


私はここのところずっと下駄で生活しているんですが、先日、新しい下駄を買ったら、右足の甲の内側がすれていたのを見て、こんなことを妄想しました(我ながらイタいな)。
そんな妄想にエリカさんからのアドバイス、「海に誘いたくて誘えない佐伯」を付け足してみました。

花火大会の時の選択肢「音がうるさかったね」がどうしても佐伯の問いかけと繋がっていないように思っていたのですが、こうして話しにしてみると、ますます不自然に感じました。
私の力量不足と思うしかありませんが。
まあ、ハリーとの大接近MAX後の「顔上にあげろ」と言われて”つい”目を瞑ってしまう不自然さよりはまだマシですよねー。



追記

佐伯からメール来たー。
メールフィルターの問題とかで来なかったらどうしようってドキドキものだったけどちゃんと来ました。

まあ、メールの内容から見てもバッチ処理であろうことは間違いないでしょう。
みんな一律同じかよと思う人も多いかもしれないけど、むしろ私はほっとした。
だって、コナミの人が1つ1つ読んで一人一人にちゃんと送ってたら嫌だもんorz
っつーか、そんな仕事私だったら絶対やりたくねぇわ。
どう考えたって佐伯の誕生日だけのためにそこまで人数裂けるとは思えない。
この不景気に。

そういえば、正月、朝の6時に佐伯からのメールで起こされたんだった。
大変だよな・・・・。
佐伯の中の人・・・。
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テーマ:乙女ゲー - ジャンル:ゲーム


コメント
ε=(/*~▽)/
みかさーん!!
ありがとうございます(´∀`) みかさんは書くほどに上手になって行きますね!!
ムハーっ!!
今、携帯からなので長文感想が出来ないのが悔しい(≧д≦)
みかさんありがとうございます⊂二二二( ^ω^)二⊃
てるたんお誕生日おめでとう!
[2009/07/19 12:46] URL | エリカ #- [ 編集 ]

>エリカさん
お読みいただきありがとうございます。

全然ネタが思い浮かばなかったところにアドバイスをいただいたおかげで、結構スラスラ書けました。
ところどころ会話が不自然ではありますが・・・。

今後もがんばって精進していきたいと思います。
SS書き始めてから、いかに自分の日本語が間違っていたか痛感しておりますorz
[2009/07/19 14:48] URL | みか #- [ 編集 ]

☆ハピバ☆
瑛、誕生日おめでとう~~~!!!
私もメール送って返信もらいました☆
予想以上の萌えをいただきましたe-266
まさか、こんなタイミングでハリーから瑛に転ぶなんてこと・・・ない・・・よな。
いや、瑛も大好きですけどね。

誕生日SS!
ちょうど今コミュノベも、デートに誘いたい瑛&先を越すデイジー云々・・・
のところだったりします。 瑛のヘタレっぷりが愛おしいですねe-272
そして、いつもながらデイジーのKYっぷりは見事。
でも下駄を脱がしてもらって緊張してる辺りは、少しは成長してるかな?
なかなかの萌えシチュですが・・・足、臭かったらゴメンって思っちゃいそう(笑)
2Dでは、そんなことありえないんでしょうけど(^。^;)

私だったら“つい”唇つきだしちゃうかも~e-273
[2009/07/19 17:55] URL | レン #EilokeL. [ 編集 ]

>レンさん
お読みいただきありがとうございます。

私もメールが来てついニヤニヤしちゃいましたよ(笑)
あの天邪鬼っぽさがたまりませんよね。

デイジーは空気嫁っぷりを発揮させましたよー。
っていうか、この二人ってものすごいイライラするカップルですよね(笑)
下駄って何気に足汚れるんですよねー。
まあ、その辺は乙女ゲーなのでスルーでお願いします。

”つい”はかなり笑えますよねwwwwwwww
絶対狙ってるだろwwwwwお前wwwwww
[2009/07/19 20:52] URL | みか #- [ 編集 ]

萌 え 尽 き た www
実はこのSSを海へ行く最中に読みまして。
ものすごくニヤニヤしていたのはここだけの話です(笑)
下駄ーーーーーーー!!!!
男の人に足を触られる・・・・!!
考えただけでゾックゾクします(あれ?感想が変態っぽい)

みかさんのSSを読んで、今週末にある福島の花火大会には浴衣を着ようと思いました。
丁度、今実家だしねwww タンスの奥から引っ張り出そうと思います!
あ!土曜日に髪切るし、リアルデイジーになれるwwwwww
でも相手が佐伯くんじゃないwwwww

素敵なSSをありがとうございました。

予約投稿、説明をこの前レスで書いてみましたが、分からなかったら言って下さいね。
またご説明しますよー!(´∀`*)ノシ
[2009/07/22 15:18] URL | あくあ #GeIIq2NY [ 編集 ]

>あくあさん
お読みいただきありがとうございます。

現在那須に来ております。

予約投稿のやり方ありがとうございます。
ヘルプが見つからなかったので、なんか自信がなかったんですよ。

リアルデイジーいいですね。
私も昨日は浴衣を着ましたよ。
隣にいるのは佐伯じゃありませんでしたが。
[2009/07/22 17:41] URL | みか #- [ 編集 ]


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